2007年11月09日

音楽出版社とは

本日は昨日までお話した2社よりも、最もマイナーで

あまり知られていない「音楽出版社」のお話をさせていただきます。

名前的に、出版社というと雑誌関係を発行したりというイメージが

ありますが、音楽出版社は何も発行しませんし、何かを販売したりも

しません。音楽出版社の売りこそ権利関係と

プロモーション、タイアップです。詳しくは下記にまとめましたので

参考にして下さい。




・音楽出版社の役割



運命共同体の3社の中でも、最もマイナーで

あまり知られていない会社が音楽出版社です。

しかし、とても重要な役割を担っているのも音楽出版社です。

まずは音楽出版社の仕事の流れを説明しましょう。

音楽出版社は作品(楽曲)毎に出版契約というものを結びます。

それにより音楽出版社は出版権という権利を持ち、

その権利によって作品そのものの独占をする事が出来ます。

分かりやすく言うならば、プロダクションがアーティストを独占的に

抱えるように、音楽出版社は作品そのものを抱える事になります。

そして、その作品が広く様々な場所で使われる事により、

その作品の使用者に対して著作権使用料を徴収できる権利を

持ち合わせているのも出版権の特徴の一つです。一般的にこの

著作権使用料による収入を印税とよびます。音楽出版社は

様々な作品を抱え、その印税による収入で成り立っています。

では、何故そんな契約をアーティストは結ぶのでしょうか?

それは、音楽出版社の仕事の一つとして、

著作権徴収会社(JASRAC等)との間の事務的作業の代行、

作品の著作権管理事務があります。それによって印税の一部を

音楽出版社へ払う事になります。他にも、ドラマの挿入歌や映画との

タイアップ等作品そのものを使って貰えるようにプロモートするのも

音楽出版社の役割です。各出版社毎に得意な分野があるので、

アーティストは「今回は映画で使って貰いたいからA社にしよう」

とか「ドラマに強いB社にしようかな?」と作品単位で音楽出版社を

選んでいきます。作品毎の契約なので、作品毎に戦略として

音楽出版社を変える事も出来ます。ちょっと独特な会社ですが、

音楽業界には欠かせない存在です。

まとめると「作品そのものを独占し、作品の人気を高める。

売り物は作品そのもので、著作権使用料等で収入を得るのが

音楽出版社です。」



以上がこの三日間でお話しした音楽業界で重要となる3社の役割です

この3社の目的は一緒だが、持っている権利の違い(収入源の違い)

により、競合せず各々の得意分野にて協力し合っています。

インディーズでは、この3社の動きをアーティスト自身が行う事も

可能です。収入源となる権利は3方向から収入をもたらし、

しかし目標ややる事等の方向性は一つしかありません。

私はこのやり方をお勧めします。方法や詳しい話はまた後日

書きますが、まずはその前にもう少し業界の動きを理解して頂く

必要があります。



そこで、先ほどのお話でも出てきましたが「CD等の販売により

収益をあげるという、利益の摂り所の分かり易さから、

インディーズではこのレコード会社の動きをアーティスト自身が

自分で行っているケースが他の二社よりも多い事も特徴の一つとして

数えられます。」とお話致しました。



そこで次回は、実際にCDデビューし、アーティスト自身が

レコード会社を運営する方法をにせまっていきたいと思います。




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posted by 音 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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